2022/02/02
「部品開発サポーター」としての篠原工業
時代の変遷とともに、当社の役割にも、少し変化が出てまいりました。
事業内容 協力先とのタイアップ にて紹介の通り、当社は、非プレス加工品の対応もしております。
とはいえ、プレス加工を主業とする当社に、非プレス加工品を相談して良いのか?
疑問に思われる方もいると思うので、この点について、お話したいと思います。
① メーカーなので、作り方が分かる
当社は、プレス加工のみならず、金型も作っている会社です。金型というのは技術の集合体で、
切削、放電、板金、熱処理、粉末冶金など、様々な技術が集約されています。
このため、自社はもちろん、加工相談する仲間が常につながっております。
「こういうものを、切削品で作りたいんだけど。熱処理も合わせて。」
という問い合わせを受ければ、製造可否も合わせて回答することが出来ます。
② その製品に適した工法の協力先をマッチングできる
プレス加工にせよ、切削加工などにせよ、各企業は、ある分野に特化してものづくりをしています。
例えば大物が得意な業者に、小物を作らせたとします。
すると、形にはなりますが、どこか粗い仕上がりになります。
これは業者が悪いわけではない。。使う機械や工程のマッチングしていないということです。
私達は、製造現場で協力先と接しているので、得意/不得意を、お互いに自然と把握しています。
インターネット情報で、適当な業者を見つけるのは、正直、至難の業です。
実際に五感で見なければ、分からないこともたくさんあります。