5月のご挨拶 篠原工業の商品開発とは
5月となりました。
当社ホームページにご訪問いただき、御礼申し上げます。
GWもとうに過ぎて、この記事を書いている17日は、大変な高温で30℃を超えております。夏がすぐそこに来ている実感です。ここからは工場も熱中症に注意しなければなりません。私達、機械加工業にとっては、これから電気代も高騰すると聞いており、いかにエアコンなどの節電をしながら切り抜けるか、しかし命には代えられません。政府がしかるべき処置により調整しないと、文字通り干上がる企業が出てくるかもしれません。知恵と工夫で乗り切る方法を、一所懸命に考えております。
さて、タイトルのに「篠原工業の商品開発とは」ついてです。3月にメタルカードのお引き合いをいただき、大変に良い勉強をさせていただきました。その熱の冷めないうちに、銅製品で同じようなコンセプトのものが生み出せないか、社内で検討を続けております。
①真鍮のメダル 鉄に偽金めっきをしたメダルが一般的ですが、重みのある真鍮100%のメダルを考えました。
②真鍮の銘板 小さい銘板としては、アルミなどが安く主流ですが、自然変色の風合いの期待できる真鍮製です。
サンプルを作成してみたのですが、雰囲気はいかがでしょうか?
真鍮という素材は歴史の長さもありますが、扱いやすく、そしてきれいです。
実はこの①②は、いずれも地元の中小企業の仲間から、相談を受けて、設計製作したものです。これらは単独で成立する製品でなく、当然文字やイラストを表現することによって完成します。
看板商品のメタルカードもそうですが、薄板の商品が単に存在しても、それだけで意味を成すケースは少ないのです。ひと手間をかけることで、良い思い出の品物になったり、機械を表現する良い目印に「成る」のです。
従って当社の商品開発は、自社完結ではなく、今後も協力先との「協業」商品がコンセプト、魅力になっていくと考えます。
そしてなんといっても、ユーザー様の「こういうのありますか?」がアイディアのヒントとなります。製造業者に限らず、デザイナー様、広告代理店様、場合によっては個人の御客様でも、門戸を叩いて私達にお声がけください。
皆様との出会い、そして交流の発展を目指して、5月後半も駆け抜けます。