令和5年1月 ご挨拶 謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
当社は1月5日木曜日から営業再開致しました。年末年始はあっという間に過ぎ去り、初日も気が付けば終業。
今年もスピード感のある一年になりそうな予感がしております。
当社を取り巻く時事も気になるところですが、本日は、年始に体験した初日の出をご報告致します。
水平線から昇る初日の出は、生まれて初めての体験でした。場所は三重県鈴鹿市の浜辺となります。
朝早く、地元の皆さんが海岸線に車を止め、ある人は焚火をたきながら、ある人はカメラを構えて。砂浜にたくさんの人が集っていました。AM7:00に太陽が上がり始めると、写真のように海面を光がたどってくる、何とも美しい光景を目にすることが出来ました。
そして、印象的だったのは、太陽を見つめる方々の中に、手を合わせる方もいらっしゃったということ。伊勢の国だから、天照大御神様への信仰心から・・・といった堅苦しい解釈も出来ますが、私はもっとシンプルに、太陽にご縁を感じて、皆さんが手を合わせたものと思います。
私達は金属加工のものづくりをしていますが、鉱石を精製し、金属板としたものをプレス加工して、生業としているわけです。鉱石はこの地球から恵んでもらったものです。地球と太陽には、太陽系という関係性があります。太陽はまた作物など私達の生きる糧にも直結するものです。よくある言い回しになりますが、私達は生きているだけ、商売をしているだけで太陽と共に存在しているわけです。
少しずつ年を取り、最近はそのような「ご縁」を強く意識するようになりました。ご縁があるものには、感謝の気持ちも生まれますし、ごく自然に手を合わせたくなります。前述した初日の出へ合掌する方々はまさにこの気持ちではないかと、私は考えています。
さて2023年(令和5年)は始まりました。
ご縁をいただいております皆様のために、そしてこれからご縁ができるであろう、新しいお客様の為に、当社益々の繁盛を目指して、プレス加工に務めてまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。
令和5年 正月
代表取締役 篠原謙介